今の職場より良い条件や環境で働くため、転職エージェントを活用して転職活動を行うかどうか迷っていませんか?
実は同じように悩む人は多く、転職エージェントに頼らず1人で転職活動を進めるケースが多いものです。
必ず転職エージェントを使わなければならないことはありませんが、転職エージェントを活用することで多くのメリットがあります。
転職エージェントはあなたに合った求人を紹介してくれたり、応募企業の生の情報を教えてくれたりと徹底的にサポートしてくれます。薬剤師転職を成功させるには転職エージェントの活用が必要不可欠です。
この記事では、薬剤師が転職エージェントを使う7つのメリットと上手に使うコツを解説します。
最後までお読みいただければ、転職エージェントを活用する迷いを解消することができるはずです。
薬剤師におすすめの転職エージェント比較ランキング!
薬剤師転職におすすめの転職エージェントをランキング形式で紹介します。
転職エージェントを選ぶ時は「求人数の多さ」「大手企業が運営していること」という2点に着目してください。
求人数が多いと転職先の選択肢が広がる。
大手企業が運営していると豊富な転職支援実績をもとにしたアドバイスを受けることができる。
サービス名 | 運営企業 | 求人数 | 特徴 |
---|---|---|---|
マイナビ薬剤師 | 株式会社マイナビ | 約63,000件 | 業界最大級の求人数 |
薬キャリエージェント | エムスリー株式会社 | 約20,000件 | 薬剤師転職は登録必須 |
ファルマスタッフ | 株式会社メディカルリソース | 約62,000件 | 薬局の転職を目指すなら登録必須 |
リクナビ薬剤師 | 株式会社 リクルートメディカルキャリア | 約35,000件 | ドラッグストアの転職を目指すなら登録必須 |
ファーマキャリア | エニーキャリア株式会社 | 約44,000件 | 希望にマッチしやすいオーダーメイド求人 |
薬剤師求人.com | 株式会社フォーチュン | 約42,000件 | 希望条件を細かく設定可能 |
ジョブデポ薬剤師 | with Career株式会社 | 約3,100件 | 医療分野に特化した転職エージェント |
ジョブバディ | 株式会社スタイル・エッジCAREER | 非公開 | 面接に同席して徹底サポート |
第1位:マイナビ薬剤師
運営企業 | 株式会社マイナビ |
求人数 | 約63,000件(2021年5月) |
対応エリア | 全国(一部エリアを除く) |
利用料 | 無料 |
公式サイト | https://pharma.mynavi.jp/ |
マイナビ薬剤師は20代から30代の若年層に人気のマイナビが運営している薬剤師転職エージェントです。
60,000件以上の求人を保有しているだけでなく、薬剤師専任のキャリアアドバイザーによる数多くの転職支援実績があります。
全国に15の拠点を構えているため首都圏から地方まで薬剤師転職をサポート。
転職先は薬局やドラッグストア、病院、企業など幅広くカバーしています。キャリアアドバイザーが直接企業に足を運ぶことで現場の情報を正しく伝えてくれるので転職のミスマッチが起こりにくいはずです。
薬剤師転職を成功させるためマイナビ薬剤師には必ず登録しておきましょう。
第2位:薬キャリエージェント
運営企業 | エムスリーキャリア株式会社 |
求人数 | 約20,000件(2021年5月) |
対応エリア | 全国(一部エリアを除く) |
利用料 | 無料 |
公式サイト | https://agent.m3career.com/ |
薬キャリエージェントは医療分野に特化したキャリアサービスを支援するエムスリーキャリア株式会社が運営している転職エージェントです。
マイナビ薬剤師にくらべると求人数は少なめですが全求人の80%以上が非公開求人。転職サイトなど一般には知られていない求人を多数保有しているので、あなたの転職先の選択肢が広がることは間違いありません。
薬キャリエージェントは薬剤師登録者数No.1を誇るサービス。
専門性の高いキャリアアドバイザーが薬剤師転職成功に導いてくれます。
第3位:ファルマスタッフ
運営企業 | 株式会社メディカルリソース |
求人数 | 約62,000件(2021年5月) |
対応エリア | 全国(一部エリアを除く) |
利用料 | 無料 |
公式サイト | https://www.38-8931.com/ |
ファルマスタッフは日本調剤のグループ会社が運営している転職エージェントです。約62,000件の求人を保有しており、特に調剤薬局の求人数は業界最大級を誇ります。
薬剤師転職相談者の96.5%が満足したキャリアアドバイザーによる転職サポートは必見です。
休日転職相談会も行われているので平日が忙しいあなたにもおすすめ。
全国に12の拠点を構えているだけでなくUターン・Iターン転職相談会も実施されるので、地方への転職を考えているなら登録しておいて損することはありません。
第4位:リクナビ薬剤師
運営企業 | 株式会社 リクルートメディカルキャリア |
求人数 | 約35,000件(2021年5月) |
対応エリア | 全国(一部エリアを除く) |
利用料 | 無料 |
公式サイト | https://rikunabi-yakuzaishi.jp/ |
リクナビ薬剤師は数多くの転職サービスを手がけるリクルートが運営している転職エージェントです。
リクルートメディカルキャリアとして確立されたノウハウに加え、薬剤師転職に特化したキャリアアドバイザーが親身になって相談に乗ってくれます。
約35,000件の公開求人数のほかに20,000件以上の非公開求人も保有しているため、数多くの選択肢の中から応募企業を吟味することができる。
調剤薬局やドラッグストア、病院など幅広くコネクションがあり、特にドラッグストアの求人数は業界最大級を誇ります。
ドラッグストア転職を目指すならリクナビ薬剤師への登録は必須です。
第5位:ファーマキャリア
運営企業 | エニーキャリア株式会社 |
求人数 | 約44,000件(2021年5月) |
対応エリア | 全国(一部エリアを除く) |
利用料 | 無料 |
公式サイト | https://pharmacareer.jp/ |
ファーマキャリアは医療従事者向けの求人に特化した人材紹介サービスを行っているエニーキャリア株式会社が運営している転職エージェントです。
医療分野に精通したキャリアアドバイザーがあなたの転職をサポートしてくれます。
丁寧なヒアリングを踏まえあなただけの求人を提案してくれる「オーダーメイド求人」が大きな特徴です。
あなたの希望を叶えるだけでなく、薬剤師としてのスキルや企業の採用方針などすべて考慮したうえで条件交渉を行ってくれる。
細部にわたってできるだけ多くの条件を叶えたい人はファーマキャリアがおすすめです。
失敗しない転職エージェントの選び方
失敗しない転職エージェントの選び方を紹介します。薬剤師転職を成功させるためにはあなたに合った転職エージェントを選ぶことが必要不可欠です。
薬剤師転職エージェント選びで失敗しないようあらかじめ確認しておきましょう。
求人数が多い転職エージェントを選ぶ
求人数が多い転職エージェントを選んでください。求人数が多いということはあなたの転職先の選択肢が広がるということです。
ほかの薬剤師転職エージェントを紹介しているサイトでは、キャリアアドバイザーの質を指標にしている場合が多くあります。
キャリアアドバイザーの質は人によって捉え方が違うもの。誰かにとって良いキャリアアドバイザーだとしても、あなたにとっては合わないと感じるかもしれません。
だからこそ客観的な指標である「求人数の豊富さ」を基準にすることで、転職エージェント選びに失敗することはなくなるのです。
大手企業が運営している転職エージェントを選ぶ
大手企業が運営している転職エージェントを選んでください。大手企業は転職支援実績が豊富です。
転職成功のノウハウやコツを持ち合わせた薬剤師転職の専任アドバイザーが多く在籍しています。
誰にでも通用するアドバイスではなく、あなたにとって有意義なアドバイスをしてくれる。
さらに大手企業は数多くの企業とコネクションを持っています。転職先の選択肢が広がるだけでなく、あなたが応募する企業に関する詳しい情報を手に入れることにつながるはずです。
評判が良い転職エージェントを選ぶ
評判や口コミが良い転職エージェントを選んでください。マイナスの評判が多い転職エージェントはあなたも同じようにネガティブな印象を受けることが多くあります。
希望通りの転職を実現することができたという口コミが多い転職エージェントを使いましょう。
ただし評判や口コミを鵜吞みにするのは危険です。
口コミはその人の主観なので、あくまで参考程度にとどめておきましょう。
転職エージェントを上手に使うコツ
転職エージェントを上手に使うコツを5つ紹介します。賢く活用して薬剤師転職を成功させましょう。
- 自己分析をしておく
- 転職の優先事項を決めておく
- 転職したい時期を伝える
- 連絡は小まめにとる
- 複数の転職エージェントを使う
自己分析をしておく
転職エージェントに登録する前に自己分析をしておきましょう。自己分析はあなたの強みを再確認するため必ず行うべきです。
自分のことは自分が一番よくわかっているといわれますが本当にそうでしょうか。年齢を重ねるごと思考が偏ってしまい、自分の能力を過小評価してしまう場合があります。
薬剤師として本来持ち合わせている能力より低く見積もってしまうことで、転職にミスマッチが生じる危険性がある。
あなたの能力を最大限活かすためにも、自己分析を丁寧に行ったうえで転職エージェントを活用しましょう。
転職の優先事項を決めておく
あなたが転職で叶えたい希望に優先順位をつけておきましょう。優先事項を決めておくことで転職先を決める時に迷うことはなくなります。
現状にはいくつか不満があるはずです。
- 年収が低い
- 休日が少ない
- 職場環境が悪い
- 時間外労働が多い
- 人間関係にストレスを感じる
転職することで不満は解消されますがすべての希望を叶えることは難しいもの。
したがってあなたがストレスなく働くことができるような条件を1,2個決めてください。
条件に優先順位を決めたうえで転職エージェントに要望を伝えれば、あなたの希望に合った求人を紹介してくれます。
転職したい時期を伝える
あなたが転職したい時期を転職エージェントに伝えましょう。転職時期にあわせて条件を満たす求人を提案してくれます。
転職エージェントと面談をする時転職時期について質問されるはずです。
明確な転職時期を伝えることが薬剤師転職を成功させるポイント。
「転職時期はいつでもいい」というような答え方はNG。転職エージェントから相手にしてもらえなくなるので注意してください。
連絡は小まめにとる
転職エージェントと小まめに連絡をとりましょう。あなたから定期的に連絡することで、薬剤師転職に積極的であるとアピールすることができます。
転職エージェントはあなたの転職活動をサポートしてくれますが受け身になってはいけない。
あくまで主体はあなたなので自ら積極的に行動する必要があります。やる気をみせることで転職エージェントもあなたの希望を叶えようと良い求人を探してくれるはずです。
複数の転職エージェントを使う
薬剤師転職を成功させるため複数の転職エージェントを併用しましょう。1社しか転職エージェントを活用しないと意見が偏ってしまい、客観的なアドバイスを受けることができません。
複数のキャリアアドバイザーから意見をもらうことで、あなた本来の能力や市場価値がみえてきます。
多くのアドバイスをもらった方が悔いのない転職をすることにもつながる。
1社ではなく複数の転職エージェントを活用することが転職で失敗しない秘訣といえます。
薬剤師が転職エージェントを使う7つのメリット
薬剤師が転職エージェントを使う7つのメリットを紹介します。
- あなたの希望に合った求人を提案してくれる
- キャリアを客観的に評価してくれる
- 応募企業の情報を教えてもらえる
- 応募書類を添削してもらえる
- 面接対策を受けられる
- 面接日程を調整してくれる
- 給与面を交渉してくれる
あなたの希望に合った求人を提案してくれる
転職エージェントはあなたの希望に合った求人を提案してくれます。転職の希望を聞かれるので優先順位を決めたうえで条件を伝えてください。
ドラッグストアや調剤薬局など転職したい職種もしっかり伝えましょう。
転職エージェントは転職サイトや企業のホームページに掲載されていない非公開求人を持っています。
非公開求人の中には高収入求人が含まれていることもあるので、あなたの転職先の選択肢が広がること間違いありません。
キャリアを客観的に評価してくれる
転職エージェントはあなたのキャリアを客観的に評価してくれます。薬剤師としてのキャリアに自信がない場合でも親身になって相談を受けてくれるのです。
初めての転職の場合でも今後のキャリア形成についてアドバイスしてくれる。
「なんとなく現状に不満がある」という状態でも転職エージェントを頼って損することはありません。
応募企業の情報を教えてもらえる
転職エージェントは企業に関するさまざまな情報を持ち合わせているため、応募企業の情報を詳しく教えてもらうことができます。
求人情報に記載されている「高待遇!」「職場の雰囲気が良い!」といった情報の真偽を確かめることができるのです。
企業のホームページを調べても中の情報まで手に入れることはできません。
あなたが応募する企業の雰囲気や実態を知るためにも転職エージェントの活用は必要不可欠です。
応募書類を添削してもらえる
転職エージェントは応募書類を添削してくれます。客観的な視点でアドバイスしてくれるので採用担当者の目に留まりやすい書類に仕上がるはずです。
自分では良い内容の書類を書けたと思っても、ほかの人が読むといまいち内容が伝わらないというケースがよくあります。
薬剤師として培った経験や身に付いているスキルを正確に言葉で表現するのは難しい。
第三者の視点で評価してもらうことで中身の濃い書類が出来上がること間違いありません。
面接対策を受けられる
転職エージェントは面接対策を行ってくれます。1人で転職活動を進めている場合は面接対策を行うことはできません。
薬剤師として職場のメンバーや患者さんと話す機会はあっても自分の経験や自己PRを対面で話す機会はない。
緊張で頭の中が真っ白になることもあります。緊張する場面でもしっかり自分の意見を言う練習として面接対策は必要不可欠です。
面接日程を調整してくれる
転職エージェントはあなたの代わりに企業との面接日程を調整してくれます。
働きながら転職活動を行っている場合企業とやり取りする時間を捻出するのは難しい。
転職エージェントが代行してくれるので薬剤師として働きながら転職活動をスムーズに進めることができるはずです。
給与面を交渉してくれる
転職エージェントは企業と給与面の交渉も行ってくれます。
お金の話はなかなか言い出しづらいものですが、転職エージェントを通すことで条件を良くすることが期待できるのです。
交渉をお願いするタイミングは内定承諾前。
必ず年収アップすることが約束されるわけではありませんが、年収交渉して損することもありません。
薬剤師が転職エージェントを使う時の注意点
薬剤師が転職エージェントを使う際に5つ注意点があります。あらかじめ確認しておくことで有意義に転職エージェントを活用しましょう。
- キャリアアドバイザーに当たりはずれがある
- 強引に転職先を決められる可能性がある
- 連絡回数が多い時がある
- 経歴は正直に伝える
- 1つの案件に複数の転職エージェントから応募しない
キャリアアドバイザーに当たりはずれがある
キャリアアドバイザーには当たりはずれがあることを理解しておきましょう。すべてのキャリアアドバイザーがあなたと相性がいいわけではありません。
大手企業が運営している転職エージェントの中にも、専門性に乏しかったり合わないと感じたりするキャリアアドバイザーがいる場合があります。
薬剤師転職成功の鍵はキャリアアドバイザーとの連携が握っているといっても過言ではありません。
あなたを担当するキャリアアドバイザーの良し悪しは運次第なので、合わないと感じたら担当者を変更してもらいましょう。
強引に転職先を決められる可能性がある
あなたが希望しない求人でも強引に転職先を決められる可能性があるので注意してください。
転職エージェントはクライアントである企業と「転職成功者の年収の〇%を報酬として支払う」といった取り決めをしています。
転職エージェントもビジネスとして行っているので、あなたの希望に合った求人ではなく内定が出やすい求人を紹介されることがあるのです。
これは転職エージェントの仕組み上仕方ないことなので、希望とマッチしない求人が提案されたらはっきりと断りましょう。
連絡回数が多い時がある
転職エージェントからの連絡回数が多い時があります。
働きながら転職活動を行っている場合は連絡回数の多さに煩わしさを感じるかもしれません。
あなたのことを気にかけて親身にアドバイスをしてくれると解釈することもできます。それでも連絡回数が多いと感じる時は、転職時期を明確に伝えたうえで連絡回数を調整してもらいましょう。
経歴は正直に伝える
転職エージェントには経歴を正直に伝えてください。噓をついて自分を良くみせようとしても転職活動がうまく進むことはありません。
もし経歴に噓をついて転職が成功したとしても転職後ミスマッチが起こってしまいます。
嘘をついたことがバレてしまえば経歴詐称になる。
転職後苦労しないためにも転職エージェントには正しい経歴を伝えましょう。
1つの案件に複数の転職エージェントから応募しない
複数の転職エージェントを併用している場合、1つの案件に複数の転職エージェントから応募しないでください。企業側が混乱してしまうので注意しましょう。
企業だけでなく転職エージェントにも不信感を与えてしまう。
信用のない人物だとマイナスの印象を与えてしまい、それ以降求人を紹介してもらえなくなります。
同じ案件に複数の転職エージェントから応募するのは絶対に避けましょう。
転職エージェントを使う流れ
薬剤師が転職エージェントを使う流れを紹介します。流れを把握し転職エージェントを活用している姿をイメージしてみましょう。
- 転職エージェントに登録する
- 連絡がくる
- キャリアアドバイザーと面談をする
- 求人を紹介してもらう
- 応募書類を添削してもらう
- 面接対策を受ける
- 応募企業と面接をする
- 内定・退職サポートを受ける
転職エージェントに登録する
まずは転職エージェントに登録しましょう。
転職エージェントを選ぶ時は「求人数が多い」「大手企業が運営している」という2つの点を意識してください。
連絡がくる
登録が完了すると転職エージェント側から電話かメールで連絡がきます。
初回ヒアリングとして次のようなことを聞かれるはずです。簡単にで良いので回答を準備しておきましょう。
- 希望職種
- 転職希望時期
- 希望年収
キャリアアドバイザーと面談をする
初回の簡単なヒアリング後、本格的な面談が始まります。
面談の方法は主に次の3つです。
- 転職エージェントのオフィスで行う
- 職場近くで行う
- Webで行う
転職エージェントにより対応方法が違うので確認しましょう。
キャリアアドバイザーとの面談では次のようなテーマについて話が進められます。その場の思い付きではなく話す内容を準備しておいてください。
- あなたのキャリア
- 薬剤師としてのスキル
- 転職して実現したいこと
- 転職で希望する条件の詳細
転職すべきかどうか悩んでいる場合も相談することができます。転職エージェントをうまく活用して心の中のモヤモヤした感情をすっきりさせましょう。
求人を紹介してもらう
面談結果を踏まえてあなたの希望に合った求人を紹介してもらいます。
転職サイトに掲載されている求人のほか、転職エージェントが独自に保有している非公開求人が紹介されることもある。
あなたの条件に当てはまる求人を吟味しましょう。
応募書類を添削してもらう
応募企業が決まったら履歴書や職務経歴書を作成します。
一通り書いてみたらキャリアアドバイザーに添削してもらいましょう。客観的な視点でチェックしてもらうことでより良い書類が完成するはずです。
書類が完成したらキャリアアドバイザーが推薦文とともに企業へ提出してくれます。
推薦文にはあなたの魅力をアピールする文章が書かれています。1人で転職活動を行う場合に比べると大きなアドバンテージになることは間違いありません。
面接対策を受ける
書類選考に通過したら面接対策を受けます。
薬剤師転職の面接はドラッグストアや企業、病院など応募先により面接の特色が異なるのが特徴です。
転職エージェントは応募企業が求めている人物像や面接を突破するコツを熟知しています。
採用担当者にあなたの魅力をしっかりアピールできるようアドバイスしてもらいましょう。
応募企業と面接をする
面接対策を受けたら本番の面接に臨みます。面接日程の調整は転職エージェントに代行してもらいましょう。
面接で失敗したと感じた場合、転職エージェントが応募先に対してフォローしてくれる場合があります。面接が終わったら担当のキャリアアドバイザーに手ごたえを感じたかどうか伝えてください。
内定・退職サポートを受ける
内定が出たら転職エージェントが給与面の交渉や入社日の調整を行ってくれます。
年収をアップしたいなど希望がある場合は内定を承諾する前に転職エージェントへ伝えてください。
現職の退職手続きも転職エージェントと相談して進めましょう。上司に退職を申し出るタイミングや退職届の書き方など、1人で悩まず転職エージェントを頼ってください。
薬剤師転職エージェントのよくある質問
薬剤師転職エージェントに関するよくある質問と回答をまとめました。転職エージェントを使う前にあらかじめ確認しておき疑問を解消しましょう。
タップすると読みたい場所にスキップすることができます。
転職サイト・エージェント・求人サイトの違いは?
転職サイトはと求人サイトは同義で、サイトに掲載されている求人からあなたの希望に合った求人を自分で選びます。自分のペースを守って転職活動を進められる点が特徴です。
一方で転職エージェントは、キャリアの相談や応募書類添削などあなたの転職がうまくいくよう徹底的にサポートしてくれます。担当のキャリアアドバイザーと二人三脚で転職活動を進める点が転職サイトや求人サイトと大きく異なる点です。
転職エージェントを活用すると薬剤師転職成功に大きく近づく。
キャリアアドバイザーは途中から変えられる?
キャリアアドバイザーは途中から変えることができます。すべてのキャリアアドバイザーの質が高いわけではなく、あなたにとって合わないと感じる場合があるのも事実です。
薬剤師転職成功の鍵を握っているのはキャリアアドバイザーとの連携。
少しでも合わないと感じたら担当者を変更してもらいましょう。
地方でも転職エージェントは使えますか?
地方でも転職エージェントを使うことができます。
転職エージェントは全国にいくつか拠点を持っている場合が多いので、あなたがお住いの地域最寄りの拠点を活用してください。
新卒や就活生でも転職エージェントは使った方が良い?
新卒や就活生でも転職エージェントを使って転職活動を進めましょう。薬剤師転職を成功させるには薬剤師に特化した転職エージェントを使うことがポイントです。
転職エージェントは非公開求人を保有しているためあなたの転職先の選択肢が広がることが期待できる。
またドラッグストアや企業、病院など応募企業に合わせた書類添削や面接対策を行ってくれるので転職エージェントを活用して損することはありません。
転職エージェントは併用した方が良い?
転職エージェントは併用することをおすすめします。1社ではなく複数の転職エージェントを使うことで悔いのない転職を実現することができるはずです。
1社のみ転職エージェントを使った場合は意見が偏ってしまいがち。キャリアアドバイザーを変更することができるとはいえ、運営企業の方針に沿ったアドバイスしか受けることができません。
複数の転職エージェントを併用することでさまざまな意見を聞くことができます。客観的なアドバイスを数多く取り入れることが薬剤師転職成功の秘訣です。
薬剤師転職エージェントまとめ
薬剤師の転職を成功させるには、「求人数が多い」「大手企業が運営している」という2つの観点から転職エージェントを選ぶことが重要です。
多くの求人に出会うことであなたの転職先の選択肢が広がります。さらに大手企業が運営している転職エージェントは転職支援実績が豊富なので確立されたノウハウをもとにアドバイスを受けることができるはずです。
サービス名 | 運営企業 | 求人数 | 特徴 |
---|---|---|---|
マイナビ薬剤師 | 株式会社マイナビ | 約63,000件 | 業界最大級の求人数 |
薬キャリエージェント | エムスリー株式会社 | 約20,000件 | 薬剤師転職は登録必須 |
ファルマスタッフ | 株式会社メディカルリソース | 約62,000件 | 薬局の転職を目指すなら登録必須 |
リクナビ薬剤師 | 株式会社 リクルートメディカルキャリア | 約35,000件 | ドラッグストアの転職を目指すなら登録必須 |
ファーマキャリア | エニーキャリア株式会社 | 約44,000件 | 希望にマッチしやすいオーダーメイド求人 |
薬剤師求人.com | 株式会社フォーチュン | 約42,000件 | 希望条件を細かく設定可能 |
ジョブデポ薬剤師 | with Career株式会社 | 約3,100件 | 医療分野に特化した転職エージェント |
ジョブバディ | 株式会社スタイル・エッジCAREER | 非公開 | 面接に同席して徹底サポート |
薬剤師が転職エージェントを使うメリットは次の7つ。
- あなたの希望に合った求人を提案してくれる
- キャリアを客観的に評価してくれる
- 応募企業の情報を教えてもらえる
- 応募書類を添削してもらえる
- 面接対策を受けられる
- 面接日程を調整してくれる
- 給与面を交渉してくれる
薬剤師転職成功の鍵はキャリアアドバイザーとの連携にかかっています。合わないと感じたら遠慮なく担当者を変えてもらいましょう。
転職エージェントを活用しドラッグストアや企業、病院など応募先に合った書類添削や面接対策を受けてください。
転職サイトや企業ホームページには掲載されていない情報を得ることで、薬剤師転職が成功に大きく近づくはずです。
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